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トリックスタープレイ中の管理人・透葵の二次創作ブログ。プレイ日記を中心に女性向け・BL小説も有。苦手な方は即リターンでお願いします!F鯖夢島にてThe symphony of a prayerというイメージ劇団ギルドを開設しました。できたてほやほやです。団員切実に募集中\(^o^)/
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Unique~The end of the world~⑦(仮)
2009-03-14 Sat 04:12
朝っぱらからUPです。

土曜日更新頑張ってます。
三日坊主なので、宣言してから3回目の次辺りからやばそうですgggg



今回は個人的に書くのが楽しかったです。
物語の謎がけっこう一気に分かる(ように書いたつもり)お話になりました。

サキがなかなか出せないのが寂しいですが、瀬楽もお気に入りキャラなので楽しんでいただけたら是幸い!!

では、7話です。続きからどうぞー^^










‐‐‐‐‐




「さーて、御厨さん。究極の選択をしましょう!あなたが望むのはこの世界の崩壊れすか?それとも…」

「戻ってきたと思ったら突然なんだよ!?」

「あなたは選ばなければいけないのれすー。これから先、この世界が崩壊に向かうと知りながら欠片を集める覚悟をするために。」

「覚悟…。」

「この世界の崩壊を取るか、あなたが望むままの世界への依存を続けるか。」

「瀬楽さん…あのぅ、その選択は…今じゃなければいけないのでしょうか?もう少し待って…」

思音が俺に答えを迫ろうとする瀬楽を宥めようとするが、瀬楽は静かに首を振った。

「思音さんらって、分かっていたれしょう?この選択をしなければ先には進めないこと。だから、あなたは迷わずここへ御厨さんを案内した、そうれすよねー?」

「そうですけどぉ…」

「ふぅ。あなたたち、この世界の人間は結局、御厨さんに甘過ぎるんれす。…わかりました。とりあえず、2人にしてもらえますか?思音さん。少し話す時間を作りましょう。その上で、御厨さんには選択してもらう。どうれしょう?」

「は、はい…。でも、答えは必ず、御厨さんに出してもらって下さいぃ。誘導はしないでほしいですぅ。」

「分かっていますよー。心配しないれくらさい。…信頼はしてくらさってるれしょう?」

「ええ。」

思音はそう答えながらも、その顔に微かな不安の色を浮かべて、花屋を出て行った。



「じゃあ、とりあえず、奥の部屋へ行きますよー。いいれすかー?.」

「ああ。」

思音がその場からいなくなったことを確認すると瀬楽は俺を、自分の部屋へと案内した。


通された部屋は家具一つ置かれていない真っ白な部屋。

けれど殺風景だとは全く思わなかった。むしろ何かが迫ってくるような、見えない重圧を感じた。


「ふぅ。疲れましたね。」

「そうか?」

「誰もいないし、もういいですね。さて、真面目にお話しましょうか。」

「あれ、お前何か普通に喋ってない!?」

「ええ。まぁ。ボクはこっちが本当なんで。」

「ちゃんと喋れるなら最初から喋れよ。…ってボク!?」

「ふふ。ボクは正真正銘男なんですよ。これでも。」

「年齢不詳だけにとどまらず、性別不詳かよ!?」

「失礼ですね、御厨さん。みんなが好き勝手言ってくれるから、それに便乗してキャラを作っただけです。たまたま女の子と言っても通る顔だっただけで、ボクは別に性別を偽ってるつもりなんてありませんよ。」

「だってお前、スカート…。」

「似合うからしょうがないでしょ?」

「そんな理由か?」

「他に何が?」

「…お前、めんどくさい生き方してんだな。」

「誰ですか、普通のキャラで生きていくにはめんどくさ過ぎる濃い世界を作ったのは。」

「すいません…俺でしたね。」

「まったく、常識人のボクがどれだけ苦労してると思ってるんですか!」

「ご、ごめんなさい。なんでこんな世界にしたのかは全く覚えてないんですけど…」

「あなたが変な人だからですよ。」

「え、そんな理由?」

「他に何が?」

「…いいえ、間違いないと思いマス。」


「そんなことより、話を戻しましょう。」

「ああ。究極の選択をするんだったな。」

「はい。その前にこれを…。」

「…白い花?」

瀬楽から渡されたのは沢山の白い5弁花がいくつも咲いている1本の枝だった。

「リンゴの花です。」

「へぇ。花を見るのは初めてかもしれねぇ。」

「リンゴの花の花言葉は“選択”です。」

「だから、俺に?」

「ええ。でもボクはそんな優しい人間じゃない。本当の目的はこちら。」


瀬楽がその手に乗せて見せたのは、今までに見た事のない眩しいほどに赤いリンゴだった。

「御厨さん、リンゴの実の花言葉知ってますか?」

「さあ?花には詳しくないから。」

「“誘惑”」

「え?」

「御厨さん。ボクはね、この世界の中で唯一、あなたの味方に成り得る存在なんです。」

「それ、思音も言ってたな。」

「この世界の人間が望むこと。それはあなたがこの世界を抜け出すことです。それにはたった一つしか方法がない。それが世界の崩壊。」

「だから、みんなそれを望んでるのか?」

「そうです。でも、そこで一つの矛盾が生まれる。」

「なぜ、俺を殺そうとするのか…。」

「はい。世界の崩壊を望むなら、そんなことは意味のないことです。寧ろ、あなたが死んでしまえば、一生この世界に終わりはこない。」

「だれも教えてくれないんだ。俺を殺そうとする理由。」

「優しいからですよ。」

「え?」

「この世界はあなたに優しすぎる。」

「どういう意味だ?」

「あなたが心のどこかでこの世界の崩壊を望んでいないから。」

「俺がずっとここにいたいと思ってるって言うのか?」

「そうですよ。この世界の人間は皆、あなたの意志通りに作られ、今も尚、動いている。けれど、それは時を経て、情を持ってしまった。あなたを助けたい…そんな風に。この世界はあなたを守ってくれます。どんな時でもあなたの望むままに在り続ける。けれど、ここは、あなたが生きるべき現実世界ではないのです。」

「現実では…ない…。」

「あなたに記憶がないのは、あなたが全ての記憶を放り投げ、この世界を作り、逃げ込んでしまったから。この世界の人間たちはあなたを守りたいと思う一方で、早く元の世界に戻したいと望んでいるのです。」

「俺のためだけに世界の崩壊を望んでるって言うのか?」

「当然でしょう。だってここは元より、あなたのための世界なのだから。」

「なら、どうして、俺を殺そうとする?」

「そこが、ここの世界の住人があなたに甘過ぎるところなんです。」

「それも俺のため…なのか?」

「ええ。あなたが迷っている心が、この世界に依存し続ける心が、彼らをそう動かしてるんですよ。」

「この矛盾は俺の心のせい…」



俺の戸惑う姿に、瀬楽がクスッと小さく笑った。

「ねえ、御厨さん。実験をしましょう。」

「突然何だよ?」

「いいから。ボクの言う通りに。」

「…分かったよ。」

「まず目を閉じて…」

「ああ」

言われるがままに、目を瞑ると瀬楽は指示を続ける。

「ここにあるりんご。この部屋全体に埋め尽くしたい。そう強く願ってみてください。」

「なんでそんなこと?」

「いいから。」

指示の意味が分からず、首を傾げながらも、言われた通りに心の中で願ってみる。

「では、目を開けて。」

「な、なんだよ、これ…」

さっきまで真っ白で何もなかったはずの部屋が一瞬にして真っ赤に染まっていた。染めていた赤の色の正体は言うまでもなく、大量のりんごの山だった。

「お前、こんなもん、一瞬でどうやって!?」

「ボクは何もしてません。こんな風にしたのは、御厨さん。あなたです。」

「俺が…これを…。」

「今までは実感できていなかったのかもしれませんが、この世界は、今あなたの願いが一瞬にして叶えられた通り、あなたの願いならどんなことでも叶えることが出来る。」

「嘘…だ、ろ…。」

「こんなにゴロゴロ転がっていてはさすがに邪魔ですね。御厨さん、りんごを消すように願って下さい。」

俺はまた願った。

今度は目を開けたまま。


半信半疑で見続けた光景はタネも仕掛けもない手品のように鮮やかで。

真っ赤になった部屋が、一瞬にして、また真っ白な部屋に戻っていた。


「こんな風にあなたはこの世界を自由にできるんです。」

「…」

「さっき、一瞬にして現れ、消え去ったりんごのように、この世界ではあなたの願い次第で“死”という概念は“無”になる。あなたが死にたいと思えばここで死ぬことはできます。もちろん、殺された場合も同じこと。しかし、それはこの世界においては死ではない。簡単に言えばリセットなんです。」

「リセット?」

「そうです。1度はこの世界で命が奪われたとしても、あなたはまた命を落とす前まで時間を遡り、戻ってくる。」

「どうして、そんなことがわかる?」

「だってあなたは、この世界で生きることを望んでいるから。さっき、突然に現れたリンゴのように、この世界ではあなたが望めば何度だって戻ってくることが可能なのです。」

「なんで、そこまでしてこの世界に…」

「それはあなたの記憶に聞いて下さい。もっとも、記憶を取り戻す気があるのなら…ですが。」


記憶を取り戻したい…この世界を壊すために…

そう思っていたはずなのに、足元がだんだんぐらついていく感覚を味わった。

いやだ、ここから抜け出したくない…

叫びだしそうな程、心が揺れていた。


「もしかしたら、今ここにいるあなたはすでにリセットして戻ってきたあなたなのかも…」

「そんなわけっ!!」

「でも、今のあなたならそれを絶対にあり得ないことだとは思えないでしょう?」

「…っ」


「あなたは、過去にどうしてもその世界に戻りたくないと願うほどの何かがあった。この世界の人間があなたを殺そうとするのは、あなたが記憶を取り戻さないようにリセットしようとあなたによって動かされているから。この世界の人間は結局、あなたを甘やかしているんですよ。どんなにあなたをこの世界から抜け出させたいと願っていたとしても、あなたの今の心の声に逆らうことはできない。」

「…」

「ねえ、御厨さん。あなたはこの世界にいれば、何でもあなたの望むままに出来る。」

「…」

「そうです。これは誘惑。ボクはこの世界で唯一のあなたの味方。あなたがこの世界に残りたいと願うならボクはそのために力を貸しましょう。クスクス…ボクはこの世界の人間のように優しくはないのでね、世界が崩壊してでもあなたの幸せを願ったり…そんなことはしないんですよ。少なくとも僕は、この世界を気に入っているので。だから2人で一緒に、この世界で留まってしまいませんか?あなたの望むがままのこの世界で。」

「俺は…俺は…」

「そのためなら、俺はあなたを邪魔するこの世界の住人を片っ端から始末してあげますよ。」

「…お前っ!」



「さて、究極の選択です。あなたの答えは?」



‐‐‐‐‐

(後書き)

思いの外、長くなっています。うさこのお話。まだ続きますがキリのいいところまでということで、今回はこの辺で。

うさこは猫かぶり少年です。少年と言っていいか微妙ですが。
この世界では1番の常識人。というか普通の人(( 頑張ってキャラを作ったら前回のような感じになったというwww頭のいいキャラに見えていればいいんですが、どうでしょうか。
若干ヒールのようなキャラクターになってきましたが、個人的にはすごくお気に入りの子です。御厨より精神年齢はずっと大人です。なんか、うさこって精神年齢高そうなイメージなんですよねー。

さて、ユニークも7話です。けっこう書いたな((
まだタイトルに(仮)がついているのは、これでもメモ書きだからですwwwwwwww
とりあえず、話が最後まで書けたら完全版として誤字脱字やら色々修正してUPし直そうと思いますので、現段階では読みにくい部分もあると思いますが宜しければこれからもお付き合いくださいませ!


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この記事のコメント
遅くなりましたが読んだのれす~!
って、もうこの口調じゃないのか(´・ω・`)
うさこ、何者www
年齢にびっくりしてはたまた♂とか常識人だけど
やはりぶっ飛んでますな\(^o^)/
みくりや君は何を願うのでしょうか・・・
2009-03-17 Tue 12:39 | URL | るの人 #-[ 内容変更] | top↑
>>るっちゃん
いつもコメありがとなのれすー^^

この口調気に入ってたんだけど、より一層濃いキャラにしたくてねwwwぶっ飛んだうさこの正体は書いてる俺にも謎です/(^o^)\

御厨の願いはるっちゃんのお気に入りのあの人へ…(ごほっごほっ)まだまだ続きますので、これからもよろしくね^^
2009-03-18 Wed 21:35 | URL | 透葵@管理人 #xQytZ9O2[ 内容変更] | top↑
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